偽物性病検査室3
題が示す通り、性病検査室そのものが偽物という前提が最初に置かれており、そこに通される側はそれを本物だと思っている、という建て付けになる。使われる検査は二つに絞られている。
ぎょう虫検査と尿検査だ。どちらも本来は医療の手順で、恥ずかしさはあっても意味のある行為として受け入れられる種類のものになる。
この作品はその受け入れやすさを入口に使っており、直接的な行為に踏み込むのではなく、正当な手順の形をしたまま進む点が構成の中心になっている。撮影はデジタルカメラ3台と明記されている。
1台では拾えない角度を同時に押さえるという意図で、当時としては台数を前に出した売り方になる。手順の一部始終を複数の位置から見せることが売りに据えられている。
通されるのは8人。1人あたりの持ち時間は短く、同じ手順を人を変えて繰り返す構成になる。
収録は59分。カテゴリはのぞき。
2008年12月の作品だ。
「偽物性病検査室3」の基本情報
- タイトル
- 偽物性病検査室3
- 配信日
- 2008年12月06日
- メーカー
- OUTSIDE
- ジャンル
- のぞき
偽物性病検査室3の強みは以下の4点です。
- 拒む理由が立たない設定の組み方
- 受け身と能動で分けた二段構成
- カメラ3台による角度の同時記録
- 8人分で反応の幅が比較できる作り
こんな人におすすめ:検査や診察という手順の中で進む展開を好む人、多視点の記録に反応する人、人による反応の差を並べて見たい人
「偽物性病検査室3」を観る前に知っておきたいポイント
- 性病検査室という体裁を借り、拒む理由が立たない状況を作る設定の組み方
- ぎょう虫検査と尿検査という、実際に存在する二つの手順に絞った選択
- 姿勢を取らせる受け身の段と、自ら行わせる段で性質を分けた二段構成
- デジタルカメラ3台で、当人が見ていない角度を同時に押さえる撮り方
- 同じ手順に8人を通し、人による反応の差だけが変数になる作り
「偽物性病検査室3」の実際のシーンをチェック
「偽物性病検査室3」で特に注目したい3シーン
- 1 正規の流れとして下半身を出す姿勢を指示される、ぎょう虫検査の段
- 2 正面と側面と手元を同時に押さえた、当人からは見えていない角度
- 3 検査の一部として自ら出すことを求められる尿検査の段
- 4 すぐに応じる者と時間が掛かる者、8人分で並ぶ反応の幅
検査の形のまま進む59分を確かめてみてください。
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「偽物性病検査室3」のユーザー評価と総合レビュー
OUTSIDE制作の「偽物性病検査室3」について、各項目を評価しました。
手順を借りるという発想で成立している作品だ。直接的な行為を求めるのではなく、医療という正当な形式の中に収めることで、拒む理由が立たない状況を作っている。
ぎょう虫検査と尿検査という選択も的確で、どちらも実際に存在する検査であるため、部屋の体裁さえ整っていれば疑いが生まれにくい。設定の作り方に無理がない。
カメラ3台という構成も、本作では意味を持っている。当人が見ていない角度が残るという点がこのジャンルの要になるため、台数がそのまま情報量になる。
正面からの反応と手元の様子を同時に押さえられるのは1台では不可能で、当時この点を前面に出したのは理に適っている。ぎょう虫検査と尿検査で性質を分けた点も効いている。
前者は姿勢を取らせる受け身の段、後者は自ら行わせる段で、同じ検査室の中で二種類の負荷が並ぶ。8人を同じ手順に通す構成のため、この二段が繰り返し現れ、人による反応の差が比較しやすくなっている。
弱点は情報の薄さだ。公式の説明は数行しかなく、各人の背景や検査以外の展開についてはほとんど示されない。
59分に8人を詰めるため1人あたりは短く、じっくり一人を追う作りではない。同じ手順の反復であるため、後半になるほど新しさが減っていく点も避けられない。
映像は2008年の水準で、当時の最新と謳われたデジタルカメラも今の目で見れば解像感は限られる。検査という手順の中で進む展開を好む人、当人が見ていない角度を押さえた多視点の記録に反応する人、人による反応の差を並べて見たい人には向く。
一人を長く追う作りを求める人、高解像度の映像を期待する人、直接的な行為を中心に据えた作品を探している人には向かない。
【のぞき】同ジャンル作品と「偽物性病検査室3」の違い
「偽物性病検査室3」の購入前によく聞かれること
Q どんな検査が行われますか?
Q カメラ3台というのは何が変わりますか?
Q これは実際に盗撮された映像ですか?
「偽物性病検査室3」は結局どうだったか — レビュアー総評
検査室の体裁を整えるところから始まる。部屋の作り、置かれた器具、応対する側の口調。
ここが本物らしく見えるかどうかで作品全体が決まるため、導入に一定の手間が掛かっている。通される側が疑いを持たない状態で入ってくることが、以降の全段の前提になる。
ぎょう虫検査の段が来る。姿勢を指示され、下半身を出す手順が正規の流れとして進む。
医療の形をしているぶん、拒む理由が立たない状況が作られる。ここでの反応は抵抗ではなく戸惑いとして出ることが多く、恥ずかしさを我慢する表情が中心になる。
カメラ3台の効き方が出るのはこの段だ。正面、側面、そして手元。
同じ瞬間を別の位置から押さえることで、当人からは見えていない角度が記録として残る。撮られていることを知らない側と、知っている側の情報差がそのまま映像の構造になっている。
尿検査へ移る。採取という手順のため、出す行為そのものが検査の一部として要求される。
ぎょう虫検査が受け身の姿勢を取らせる段だとすれば、こちらは自ら行わせる段になり、二つで性質が分かれている。この対比が作品の骨格だ。
人が入れ替わる。同じ二つの手順を8人が順に通っていく形で、反応の差が並ぶことになる。
すぐに応じる者、時間が掛かる者、質問をする者。手順が固定されているぶん、違いが出るのは人の側だけという作りになっている。
終盤まで構成は変わらず、繰り返しの中で反応の幅を見せる形で閉じる。
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