青薔薇惨劇館 第一話 ロ○ータ少女人形ヤミヲ
行為を主宰するのは女主人の月花。受け手として据えられているのが、副題に置かれた少女人形ヤミヲだ。
人形という語が使われている以上、対等な関係として組まれてはいない。挙げられている行為は、虫ピンの大量刺し、蝋燭、注射針の貫通、そして唇の縫合。
いずれも痛みを与えることが目的の責めで、快楽の交換を主題にしたものではない。商品説明が猟奇と耽美を並べて置いているのは、この方向を示すためだ。
激痛という語と美という語を同時に掲げている作品で、どちらか一方だけを求めると期待が外れる。惨劇館という舞台設定と、第一話という区切りが付いていることから、連作として組まれた企画の入口にあたる作品と読める。
カテゴリはSM。収録は80分。
2008年7月の作品で、伏字を含む公式タイトルはロ○ータ少女人形ヤミヲとなっている。
「青薔薇惨劇館 第一話 ロ○ータ少女人形ヤ…」の基本情報
- タイトル
- 青薔薇惨劇館 第一話 ロ○ータ少女人形ヤミヲ
- 配信日
- 2008年07月17日
- メーカー
- 大洋図書
- ジャンル
- SM
青薔薇惨劇館 第一話 ロ○ータ少女人形ヤミヲの強みは以下の4点です。
- 責め手と受け手の配置を最後まで動かさない構成
- 段階が上がる順に責めを並べた組み立て
- 同性間ゆえの手順で追い込む圧のかけ方
- 惨劇館という舞台を用意した耽美の作り込み
こんな人におすすめ:痛みを与える責めそのものを見たい人、同性間で組まれたSMを探している人、世界観を作り込んだ耽美系の作品を好む人
「青薔薇惨劇館 第一話 ロ○ータ少女人形ヤ…」を観る前に知っておきたいポイント
- 責め手の月花と受け手のヤミヲという配置を最初に固定し、主導権が移らない構成
- 虫ピン、蝋燭、注射針、唇の縫合と、責めが段階的に重くなる順で並ぶ組み立て
- 同性間で組むことで、力で押さえる型ではなく手順で追い込む型になっている点
- 惨劇館という舞台と少女人形という設定を用意し、耽美として見せる意識
- 第一話という区切りを持ち、世界観ごと連作として組まれている位置づけ
「青薔薇惨劇館 第一話 ロ○ータ少女人形ヤ…」の実際のシーンをチェック
「青薔薇惨劇館 第一話 ロ○ータ少女人形ヤ…」で特に注目したい3シーン
- 1 一本ではなく大量に刺していく虫ピンで、状態が積み上がっていく場面
- 2 点の責めから面の責めへ切り替わる、蝋燭の範囲の広がり
- 3 刺すだけでなく通す形をとる、注射針の貫通
- 4 声を出す部分そのものを塞ぐ、唇の縫合
責めが段階を上げていく組み立ては、サンプルの序盤からでも見当がつきます。
あわせて読みたい作品
「青薔薇惨劇館 第一話 ロ○ータ少女人形ヤ…」のユーザー評価と総合レビュー
大洋図書制作の「青薔薇惨劇館 第一話 ロ○ータ少女人形ヤミヲ」について、各項目を評価しました。
方向を絞り切っていることが、この作品の強みになっている。痛みを与える責めだけで80分を組み、快楽の交換に寄り道していない。
虫ピン、蝋燭、注射針、唇の縫合という並びも、点から面へ、刺すから通すへ、そして口を塞ぐへと段階が上がる順で置かれており、責めの積み上げ方に筋がある。同性間という条件も効いている。
男性が責め手に立つSMとは圧のかかり方が違い、商品説明が冷酷無慈悲という言い方で示しているとおり、力で押さえる型ではなく手順で追い込む型になる。月花が終始冷静なまま進むことも、この設計に沿っている。
耽美という語を掲げているとおり、画としての作り込みにも意識が向いている。惨劇館という舞台を用意し、少女人形という設定を置いているのは、責めの記録としてだけでなく見せ物として構成するためだ。
第一話という区切りが付いていることからも、単発ではなく世界観ごと組む意図が読める。弱点は、対象がはっきり限定されることだ。
虫ピンと注射針が中心に来る以上、刺す責めが受け付けない向きには最初の数分で難しい。縫合まで含まれることを考えると、SM作品の中でもかなり奥の側に位置する。
絡みを期待する作りでもない。性行為としての交わりより、責めの手順そのものが主題になっているため、通常の絡みを求める向きには噛み合わない。
受け手側の反応も、快感として返ってくる型ではない。80分という尺と、2008年という制作時期も踏まえておく必要がある。
長尺のシリーズものと比べれば短く、映像の水準も当時のものだ。第一話である以上、この一本で完結する物語も期待できない。
痛みを与える手順そのものを、耽美として組まれた画で見たいかどうかが判断の分かれ目になる。
【SM】同ジャンル作品と「青薔薇惨劇館 第一話 ロ○ータ少女人形ヤ…」の違い
「青薔薇惨劇館 第一話 ロ○ータ少女人形ヤ…」の購入前によく聞かれること
Q どんな責めが収録されていますか?
Q 責める側と受ける側の関係は?
Q 第一話とありますが、単体で見られますか?
「青薔薇惨劇館 第一話 ロ○ータ少女人形ヤ…」は結局どうだったか — レビュアー総評
舞台は惨劇館と名付けられた場所に固定される。外へ出る展開はなく、女主人の月花が主宰する空間の中で全編が進む。
最初に示されるのは関係の位置だ。月花が行為を行なう側、ヤミヲが受ける側という配置が置かれ、そこから責めに入る。
人形という呼び方が使われているとおり、受け手側に主導権が渡る場面は用意されていない。責めの内容は道具ごとに移っていく。
虫ピンは数で見せる型だ。一本で決めるのではなく大量に刺していくため、責めが進むほど刺さっている本数が増え、状態が積み上がる。
蝋燭は面で扱われる。垂らす位置と量で範囲が変わる責めで、虫ピンの点に対して対照的に置かれている。
注射針は貫通が明記されている。刺すだけでなく通す形をとるため、虫ピンより一段踏み込んだ責めとして位置づけられている。
唇の縫合が最も重い。声を出す部分そのものを塞ぐ責めで、これが行われた後は反応の出方が変わる。
商品説明の並び順もこの順序になっており、責めが段階的に重くなっていく構成であることが読み取れる。全編を通して、月花の側が冷静なまま進む点も変わらない。
感情的な高ぶりで責めるのではなく、無慈悲という言い方が使われるとおり、手順として進行する。
DUGAをはじめて使う方へ
無料会員登録の流れを見る