FREEDOM病棟24時 肛門科
患者の負担を最小限にし、日常生活のリズムを変えずに治す、という文面が最初に置かれる。実際の医院が使う言い回しをそのまま流用した導入で、この体裁の生真面目さが本作の型を決めている。
施される治療は二つ挙げられている。一つは患者の肛門にペニスバンドを使用し、適度な刺激を与えるというもの。
もう一つは肛門で自慰を行う方法をレクチャーするというものだ。前者は施される側が受け身のまま進む治療、後者は方法を教えて患者自身に行わせる治療で、受動と能動で性質が分かれている。
この二本立てが構成の骨格になる。施術に立つのは小池絵美子、飯島くらら、永井優香の3名。
責める側が複数いることで、押さえる役と施す役が分かれる場面や、順番に施術を回す場面が作れる。医院という設定上、複数のスタッフが同じ患者を担当することに違和感がなく、人数の多さが設定と噛み合っている。
医療の言葉で最後まで通し切る点が本作の芯だ。責める、いじめるといった語ではなく、治療、施術、レクチャーという語で全編が説明される。
カテゴリはM男と医療。収録は96分。
2008年8月の作品になる。
「FREEDOM病棟24時 肛門科」の基本情報
- タイトル
- FREEDOM病棟24時 肛門科
- 出演
- 小池絵美子, 飯島くらら, 永井優香
- 配信日
- 2008年08月11日
- メーカー
- FREEDOM
- ジャンル
- M男
FREEDOM病棟24時 肛門科の強みは以下の4点です。
- 医療の語で全編を通し切る一貫性
- 受動と能動で分けた二つの治療
- 施術者3名が休ませない条件を作る設計
- 案内文で始まり経過観察で終わる枠
こんな人におすすめ:医療設定のM男ものを探している人、肛門への責めに特化した作品を好む人、設定を崩さず通し切る作りを評価する人
「FREEDOM病棟24時 肛門科」を観る前に知っておきたいポイント
- 責める、いじめるではなく治療、施術、レクチャーの語で全編を通し切る構成
- ペニスバンドによる受動の治療と、自慰を教える能動の治療という二本立て
- 感じている事実が治療の効果として説明され直し、逃げ道が言葉から塞がれる作り
- 施術者3名がいることで押さえる役と施す役が分かれ、施術の間が途切れない設計
- 院内の案内文で始まり経過観察で終わる、枠を崩さない締め方
「FREEDOM病棟24時 肛門科」の実際のシーンをチェック
「FREEDOM病棟24時 肛門科」で特に注目したい3シーン
- 1 所見を口に出しながら器具を使う、診察という名目の段
- 2 適度な刺激という説明で装着され、受け身のまま進むペニスバンドの施術
- 3 交代で同じ施術が続き、休む間が生まれない複数スタッフの段
- 4 方法を教えられ、見られながら自分で行うことを求められるレクチャー
治療の語で通し切った96分を確かめてみてください。
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言葉で通し切った作品だ。M男ものであることは内容から明らかだが、全編が治療、施術、レクチャーという医療の語で説明される。
責める側が責めていると言わないため、患者の反応も治療の経過として処理され、感じていることが逃げ道にならない構造が生まれている。設定を最後まで崩さない姿勢が芯になっている。
二つの治療で性質を分けた点も効いている。ペニスバンドによる施術は受け身のまま進む段で、自慰のレクチャーは自ら行わせる段だ。
同じ院内で受動と能動が並ぶことで、96分の中に質の違う二種類の負荷が入る。特にレクチャーの段は、やらされているのに自分でやっているという状態を作っており、医療という枠組みでなければ成立しにくい構図になっている。
施術者が3名いる構成も、設定と噛み合っている。医院に複数のスタッフがいることに不自然さはなく、押さえる役と施す役が分かれる場面や交代で続ける場面が違和感なく作れる。
人数が休ませない条件へ直結しており、単に出演者が多いという話に留まっていない。弱点は刺激の幅だ。
肛門治療一筋という看板の通り、扱われる部位はほぼ一箇所に固定される。M男ものとしての責めの種類も限られており、緊縛や打撃といった別方向の要素はほとんど入らない。
専門性の高さが幅の狭さと表裏になっている。医療設定の生真面目さも、コントとしての可笑しみを求める向きには物足りない。
過剰に演じるのではなく淡々と手順を踏む作りで、笑いに寄せる場面は少ない。映像は2008年の水準で、院内という設定上照明は明るいものの、解像感は当時相応になる。
医療設定のM男ものを探している人、肛門への責めに特化した作品を好む人、設定を崩さず通し切る作りを評価する人には向く。多彩な責めを求める人、コントとしての誇張を期待する人、責める側との関係性を掘り下げた作品を探している人には向かない。
【M男】同ジャンル作品と「FREEDOM病棟24時 肛門科」の違い
「FREEDOM病棟24時 肛門科」の購入前によく聞かれること
Q どんな治療が行われますか?
Q 施術者は何人出演しますか?
Q M男ものとしての責めの幅はありますか?
「FREEDOM病棟24時 肛門科」は結局どうだったか — レビュアー総評
受付と問診の段から始まる。症状を尋ね、方針を説明するという手順が正規の流れとして進む。
ここで患者の側が疑いを持たないまま治療へ入る形が作られ、以降のすべての段がこの前提の上に載る。院内の設えや白衣といった小道具に手間が掛かっているのはこの段だ。
診察へ移る。肛門の状態を確認するという名目で姿勢を取らせる段で、恥ずかしさはあっても拒む理由が立たない状況になる。
手袋をはめ、器具を使い、所見を口に出す。医療の手順を踏むことが、そのまま責めの手順として機能し始めるのがここになる。
ペニスバンドによる治療が来る。適度な刺激を与えるという説明で装着され、施術が始まる。
患者は受け身のまま進行し、反応が出ても治療の経過として処理される。感じているという事実が治療の効果として説明され直す構造で、逃げ道が言葉の側から塞がれている段だ。
複数のスタッフが関わる段がある。押さえる役と施す役が分かれ、あるいは交代で同じ施術を続ける。
人数が増えることで施術の間が途切れず、休ませないという条件が自然に成立する。設定の中で人数が意味を持つ部分になる。
レクチャーの段へ移る。ここで受け身から能動へ切り替わり、肛門での自慰の方法を教えられ、患者自身が行うことを求められる。
指導する側は見ている立場に回り、できているかどうかを評価する形になる。やらされているのに自分でやっているという状態が作られ、本作で最も性質が変わる段になっている。
終盤は経過の確認だ。治療が済んだかどうかを診る手順が入り、来たときと同じ形式で締められる。
院内の案内文で始まり、経過観察で終わるという枠が最後まで保たれている。
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